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2008-11-27

イギリスの学校給食-ジェイミーの給食改革の効果はいかに?

 私はイギリスで図書館職員として働く前に 地元の小学校の給食室でしばらく働いていました。私の住んでいた州は伝統的に労働党主導型の自治体=比較的リベラル、革新的な政策で知られるところでしたので ジェイミー オリバーが給食改革を提案したときも 敏感に時代の空気を読み そのアイディアをいち早く取り入れたところでした。。。。と聞くと さて イギリスの給食ってどんな風?と思うでしょう?今回はその写真を少し公開しますね

     PICT9839_convert_20081128075922.jpg
             
    
これが イギリスの学校給食だ!
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 この学校は 私が辞めてから新校舎に移転したため(旧校舎は歴史的価値の高い 素晴らしい建物でした)台所も以前より随分と手狭になった印象です でも最新式の器具を取り揃え その点は満足 とマネージャーはおっしゃっていましたが。。。
 この日は金曜日だったため メニューは ”恒例の”フィシュ&チップス 宗教上の理由から 金曜日に魚を食べる人は イギリスでも今だ結構多い気がします フィッシュ&チップスは揚げ物ですが 揚げ物は週1回以上はメニューに乗せない という方針を この地域では貫いていました。しかし その隣にあるのは 芋、イモ、いも。。。。

            PICT9801_convert_20081128080533.jpg
                 ちなみに 揚げ物はこんな調理器具で温められます

            PICT9800_convert_20081128080824.jpg
                 こちらはサラダ バーに、 
 
             PICT9796_convert_20081128080945.jpg
                  フルーツ サラダ

 英国の総ての学校が こんな風に野菜 果物を揃えている訳ではありません 現に 隣の州の学校に勤めていた夫曰くは 彼の学校では揚げ物がもっと頻繁に出され サラダなどの種類もとても少なかったとか その上 味も今3位だったようで 夫は自分の学校で 給食を殆ど食べたことはありませんでした

 ただ 個人的に 最大の問題と思えることは 生徒に選択の自由を与えすぎている ということです。つまり 生徒は学校給食を食べても食べなくてもよく また食べたいものを好きに選べるので 幾ら沢山の野菜や果物を用意しても 生徒自身が手を出さなければそれまで。。。と言うことになってしまいます。毎日沢山の残飯が捨てられる光景は胸が痛みましたし 出されたものをきちんと食べる 好き嫌いを失くす というのは 基本的な躾なので 学校も率先して指導するべきだと思うのですが。。。夫や他の40代以降の方に聞くと 彼らが子供の頃は 全員が給食を食べなくてはいけなかったし 勿論食べたいものだけを選ぶ自由など全く無かった と口を揃えて言います その頃の給食は パイ生地に至るまで総て手作りでとても美味しかったそうですが 今や冷凍食品&缶詰めのオンパレードとは 悲しいことです
 現代は 給食の強制は 管理主義に繋がるという考えから 子供の自由に任されているようですが 果たして10歳やそこいらの子供に 栄養のバランスを考えて 何を食べるべきかなんて 到底分かりっこありませんよね 
 
            PICT9805_convert_20081128080738.jpg
 お陰で これはデザートのお菓子にかけるカスタード ソースですが お菓子は抜いてこのソースだけを食べる子(ま 他のメイン料理は少し食べていたけど)や チーズと食パン以外何も食べない子など かなり悲惨な食生活をおくっている子もちらほら。。。

             PICT9798_convert_20081128081053.jpg
 牛乳も 昔は必ず支給されていたのですが 最近は予算カットの影響か ジュース(とても薄くてまずい!)が殆どで 牛乳がメニューに並ぶほうが少ないとか 驚きです!日本の給食は今 どうなっているのかな?
                   
             PICT9795_convert_20081128081150.jpg
 こちらは 先生のための”特製ランチ” まあ 指導する側の昼食がこの程度ですから イギリス人の食に対する貧困さがどの程度か 想像するのは容易いと思いますが。。。。。

 日本では 最近食に対する安全が盛んに叫ばれてますが イギリスはそれ以前の問題かなあ。。。あ でも日本も今や 子供のお弁当に 凍ったままの冷凍食品を突っ込む母親もいると聞くので(そうすると お昼頃に解凍できているから。。。という理由だそうですが)日本人の食に対する姿勢も 随分変わりつつあるのでしょうね 
  
   

   
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comment

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芋と揚げ物で茶色ばっかのおかずだね(>_<)
サラダがあるといっても、生野菜は大して量が食べられないから、火を通した方がいいんだよね。
野菜のおかずは大体いつもサラダなのかな?
でも、食事が子供の自由に任されてるのは一番まずいね。
子供はどうしても自分の好きな物しか食べないもの。
私達が子供の時は、まずい給食のおかずや嫌いな物を飲み込むように食べたり、
全部食べるまで遊んではだめ!と先生から言われて昼休みも食べてた子がいたよね。
子供の健康や後々の事を考えたら、まんべんなく食べさせるべきだと思うなあ。

No title

姉へ>そうなのよ 英国料理はまずなんと言っても 見た目がねえ。。。茶色一色で その時点でもう食欲減退 日本食は目と口で味わうといわれるくらい 見た目の美しさにも拘るから それと比べるとなおさらです
 野菜はサラダのほかに 温野菜として グリンピースや人参、スイートコーンなどが出ていたけど。。。。何せ メニューが10種類位しかなく それを2週間位おきに ただぐるぐると回しているだけだもんねぇ
 夫の子供の頃も 給食を食べ終わるまで遊びに行ってはいけません!と厳しく言われたみたいなので いつから今のようになったのだろうね? 

No title

貴重な記事をありがとうございました。そうですか、昔は良かったんですね。それがこうなったのは子供の自主性を重んじてですか、、??まるで日本のゆとり教育のようですね^^;これも見ていてあれ、もしかしてバイキング、、?と思ったら、、!
2枚目、芋がいっぱい♪なんですが、左の茶色い平面のはカスタードプリンでしょうか?だったら人気メニューでしょうね。
1枚目の写真の手芸品は凝ってますね~。きれい。

返事が遅くなりました

ぐ-様>返事が遅れて済みません!一枚目の左側の茶色い四角いのは 確かスポンジケーキではなかったかな?これにカスタード クリームをかけて食べるのが定番で(イギリスはデザートには何故か 必ずと言っていいほど カスタードクリームや生クリームが付いたりします)これは 人気でしたよ あとこの写真には写っていないけど メロンに切れ目をいて チェリーを上に幾つか飾った メロン ボートなんかも。。。
 私が働いていた間 給食を食べる子が段々減ってきてしまったので 州の教育委員会にあたる機関が これはいかん!と新メニューを幾つか出したんですが そのうちの1つが 鱒のフライでした でも中には 今日は鱒のフライよ というと え?鱒って何? と 聞き返す子もいましたっけ
 1枚目の写真は 私の住んでいた州で 毎年5月頃行われる行事のため作られたものです 花びらや木の葉 貝殻など 自然の物を集めて絵柄を作るのです また この写真もまとめて公開しますね  

追伸

ぐー様>今 ブログ拝見させていただいて 円覚寺の紅葉に感動しました 炎のように燃えるような赤ですね スカーレットカラー?グラデェーションも美しく 抜けるような青空との対比が とってもきれいでしたよ すっかり行楽に行って来た気分になりました 有難うございます!
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Kazue イギリス人の夫と6年余りの英国、スペイン生活を経て 2008年夏 日本へ帰国

Author:Kazue イギリス人の夫と6年余りの英国、スペイン生活を経て 2008年夏 日本へ帰国
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