--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2014-04-09

白黒映画~その①

本来なら秋田の旅行記を書くべきでしょうが 近頃立て続けに見た2本の白黒映画 既に鑑賞してから数週間が経つのに 何故か私の心の中に焼き付いて離れません なので今回はこれらの映画のお話を。。。
以前「アーティスト」がアカデミー賞を獲得してから俄然白黒映画が見直されたのでしょうか?近年徐々に白黒で作られる映画が増えてきている様に思います しかも今回鑑賞した1本「ブランカニエベス」は「アーティスト」同様サイレント映画 正に「アーティスト」に触発されて製作されたかのような映画ですが 白黒映画と一言で呼んでも 当然ですが個々の映画には微妙な違いがあるのですねえ これが今回の発見です

           poster2_convert_20140407080020.jpg
    
まずはスペイン映画の「ブランカニエベス」これは白雪姫を題材に舞台をセビリアに移してのお話 天才闘牛士の娘が継母に疎んじられ冷遇された日々を送りますが 父親譲りの血筋でついに素晴らしい闘牛士としてデビューしたのもつかの間 またもや継母の策略でかじった毒りんごのため永遠の眠りに着いてしまう。。。最後は彼女を密かに愛する小人の男性に見守られながら 今日も彼女を本当に愛する人が眠りから眼を覚ましてくれるのを待ち続けて。。ラスト、ヒロインの閉じられた瞳から大粒の涙が一筋こぼれ落ちたシーンは その身を切られるようなヒロインの悲しさがぐっと胸に突き刺さりました 

      

この映画を見ている間中 白黒映画なのに私はずっと”光”や”色彩”を感じていました 白黒のコントラストがとても強烈で 光と影のコントラストが大層鮮烈なのです それはあのアンダルシア独特の強烈な陽射しを強く思い起こさせます 灼熱の太陽の暑さ ギラギラした眩しさ 乾いた大地 闘牛場の土煙の臭いやスペインのタイル張りの邸宅の独特のヒンヤリとした涼しさなどがフィルムを通じてこちらにビンビン伝わってくるのですね 非常に雰囲気のある映画と申しますか まるで自分自身があのスペインの地に戻って 白雪姫の数奇な運命を傍らで小人達と一緒になってハラハラ、ドキドキ見守っている。。そんな臨場感のある映画でした 
そしてまた スペイン人は顔の造作が大きいし 日本人から見ると時には大げさ?と思わせるほど表情も豊かですから こういう点がサイレント映画にはピッタリのような気がしました サイレント映画なので当然ながら俳優さん達のクローズアップが多いのですが 皆さんの表情がいつもダイナミックで非常に迫力があるため、ぐぐっと惹きつけられるものがあります 時折セルゲイ エイゼンシュテイン監督の「メキシコ万歳」を思い起こさせるような(といってもこの映画を見ながら「メキシコ万歳」を思い出すのは私位だろうなあ。。。)どこを切り取っても素晴らしい写真になっていました(続く)

    
スポンサーサイト

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

Kazue イギリス人の夫と6年余りの英国、スペイン生活を経て 2008年夏 日本へ帰国

Author:Kazue イギリス人の夫と6年余りの英国、スペイン生活を経て 2008年夏 日本へ帰国
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。