
山陰の旅は まず松江から こちらは町の中心にそびえる松江城

松江を初めとする島根県の旅 実は学生時代からずっと行きたかった目的地の一つでもありました その頃は長距離バスで数時間の所に住んでいたにも拘らず とうとうこの地を訪れる機会は無し ウン十年の歳月を経て今回の旅がやっとこさ実現しました 長年夢見た神話の世界 さて一体どんな素敵な事に巡りあえるのでしょうか??
松江の中心部には宍道湖があり そこから海へと続く川が流れ 松江には沢山の橋が架かっています 中でも松江大橋は松江城築城と共に設置され 今の橋はそれから数えて何と17代目とか!橋の袂は 川岸に柳の並木が 緑の葉を風に揺らせて風情のある趣です 上は朝御飯を食べた喫茶店 絡まる蔦の色が目に染みました

周りには昔ながらの美しい建物が沢山 こちらはお店の倉庫の壁面を飾っていた彫刻です

松江のシンボル 松江城へやって来ました お堀でぐるりと囲まれた 正に水の都に相応しい佇まいです

城内には神社もあり その隣に何故かこの様な白亜の西洋建築も!和洋折衷とは正にこの事ですが これは松江市が天皇のご訪問を願って 迎賓館として建てられたロシア風の木造館 1世紀以上前の1903年に完成し 建築費用は当時の金額で13000円以上! 今の貨幣価値に換算すると一体幾らになるのでしょう??見当も付かないのですが 結局日露戦争開始の影響などで天皇のご訪問は実現せず その代わり4年後に時の皇太子がこちらに滞在して 迎賓館もやっと日の目を見たそうな。。。

では お城の中へ入ってみましょう~

天守閣内には沢山の兜や甲冑が飾られていました 威厳のあるいかにも大将の兜が一杯

これはちょっと怖い!夢に出てきそう。。。。

中には欧州中世の騎士の鎧と大層良く似た甲冑もあり 地理的歴史的背景は全く異なれども 人間の思いつく事に早々違いはないのだなあと 改めて感じました ちなみに私のお気に入りの兜は上写真の一番右側 テッペンに付いている ちっちゃな怪物君(魔よけなのでしょうか?)の顔が 何処となくユーモラス!

お城のお堀は町内を流れる川に続き そこを船でのんびり揺られて行くことも出来ます お城の側には小泉八雲の居住地など まだまだ見所は一杯です(続く)
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