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2010-11-30

美しき島々~瀬戸内国際芸術祭⑤の1 豊島

       PICT0374_convert_20101125072124.jpg
瀬戸内海交易で栄えた豊島 お隣の直島とは対照的に 全く観光地化されていない 昔ながらの風情が残る そんな島のアートもまた 個性的なものばかり
   
         12_Teshima_SusumuKinoshita_convert_20101130075344.jpg
 (この写真はhttp://setouchi-artfest.jp/artwork/12_susumu_kinoshita/より)

 この芸術祭で最も心に残った作品の1つ 木下晋さんの「100歳の沈黙/100歳の手」 日本最後のゴゼ 小林ハルさんの肖像画が 古民家に まるでハルさん自身がそこにいるかのように ひっそりと展示されているのですが シンプルな作品から湧き出る圧倒的なパワーは 他の追従を許さないほどでした この作品が見られただけでも この芸術祭に来た価値があったな~
 作品の側には 小林ハルさんの奇数な人生の紹介も 生後100日で光を失い ゴゼになるため5歳で弟子入り 師匠から”どんなに周りからそしられても 決して歯向かってはいけない”と厳しく教えられたハルさん 9歳で旅芸人として各地を回り始め 26歳で独立 その後引退を決意する73歳まで日本中を旅し続け その距離は500、000キロにも達したそう その間 姉弟子の 嫉妬から出た仕打ちにより大怪我をおったり 養子や弟子を何人も引き取っては面倒を見ましたが 死別等の悲しい別れを迎えるなど これでもかと運命の女神は ハルさんに過酷な重荷を背負わせ続けたようです しかし 人生の最後に やっと彼女にも転機が訪れました 実はそれは ハルさんが引退を決意した日という ちょっと皮肉な時でしたが。今日が人様の前で芸を披露する最後と 親しい人を集めて歌を歌うハルさんの姿を1台のテレビカメラが捉えていたのです!この記録がきっかけで ハルさんの存在とその芸の確かさが日本中に知られるようになり 1978年 長年の功績により 人間国宝に選ばれたのです その後105歳で亡くなるまで 芸の伝承者として活躍したハルさん その言葉では語りつくせない 苦難に満ちた人生と そこから形成された強い強い生命力 そんなものが混じり合って このデッサンは深い重みを持っていました

 「よい人と歩けば 祭り 悪い人と歩けば 修行」ハルさんが残した言葉だそうです  

           
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Kazue イギリス人の夫と6年余りの英国、スペイン生活を経て 2008年夏 日本へ帰国

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