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2010-07-04

光と闇の神秘の世界へようこそ ~大谷石採掘場~

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体調も少し回復してきたある日 栃木県は宇都宮市郊外にある 大谷石採石場跡を訪れました
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 JR湘南新宿線をひたすら電車に揺られて辿り着いた宇都宮 そこから再びバスに乗って30分程で大谷町に着きました この町は 2千年程前に海底火山の爆発で火山灰が固まってできた 大谷石の産地として有名です その埋蔵量は 僅か6キロX4キロ四方の地域に 約6億トンにも上るとか。。。この大谷石は 古くは7世紀頃から生産が始まり 近代に入ってもフランク ロイド ライトの設計した帝国ホテル建築にも使われ 竣工披露宴日に見舞われた関東大震災にも耐え抜いたそうです
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 私たちが向かったのは 大谷資料館 ここでは かつての採石場跡を 現在一般公開しています 資料館に向かって歩いている間も 何処からかすぅ~と地底の冷気が。。。 そう 採石場は年間平均気温が何と!たったの8度!夏でも天然のクーラー&冷蔵庫なのだ まずは資料館で昔の面影を偲びます
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 機械化が進むまで 石の切り出しは人間の手にもっぱら頼っていました 1本の石を切り出すのに何と4000回もつるはしを振るわなければいけなかったそう そして切り出された石材は ごらんの様に 1本づつ人の背に負われ 運ばれました 何と過酷な労働だったことでしょう     
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       そしていよいよ 階段を降り 深さ30メートルの地底へ。。。。
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地下採石場は その広さ何と2万平方メートル!思ったよりもずっと広く まるで異次元の世界の様
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かつては 恐らく一日中つるはしの音が鳴り響いていたでしょうが 今となってはそれも遠い昔のこと 辺りは全くの静寂と闇の世界が広がるばかり。。。とっても不思議な空間です
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 壁には人がノミで石を切り出した跡が まるで美しい文様の様に残っています 機械化された後の機械が掘った壁を見ても 人間の手によって切り出された壁の方が ずっと美しい
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 夫の生家は 日本で言う所謂 ”石屋さん” 義父はつい去年引退するまで 60年近くに渡って 石と携わっていました さすが蛙の子は蛙で 夫も 手作業で石を切り出し、加工する苦労が多少なりとも判る為 この広大な空間が出来るまでの長い歳月と 数えきれないほどの名も無い人々が作り上げた大空間 その事業に大変感銘を受けていました   
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 この日の採掘場の気温は10度 見学していると 仕舞いには肌寒くなってくるほどでした でも面白かったー
   
大谷町や宇都宮には 大谷石で作られた建物があちこちに見られ そのどれもが中々素敵
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           こちらは戦後直ぐに作られた 平和観音      
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宇都宮市内に戻り 名物の餃子を食べようと思ったのに あれ?なぜかアフタヌーンティ。。。
        
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 一時は廃れかけた大谷石 近年その良さが見直されているそうです 今日訪れた採石場もワイン等の貯蔵庫に使われているほか コンサートや結婚式場としても利用されているとか。。。 その神秘的な雰囲気が非日常の世界を作り上げるのに 一役買っているのでしょう ともあれ長い歴史と実績を持つ大谷石 これからもあちこちで もっと見かけるようになれば良いなと思います
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Kazue イギリス人の夫と6年余りの英国、スペイン生活を経て 2008年夏 日本へ帰国

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