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2009-02-25

「ロシュフォ-ルの恋人たち」

 このところ映画ずいていますが 旅行記の前に昨晩観た映画のことを。「ロシュフォールの恋人たち」です。監督はジャック ドゥミ 音楽はミッシェル ルグランという「シェルブールの雨傘」のコンビですが 前回とはうって変わって こちらはパステル調の色彩が溢れる ハッピーでちょっと胸がきゅうっとなるミュージカル。

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       (この写真は mederu-jewelry.weblogs.jp/.../mederu-786a.htmlより)

 ロシュフォールの町を舞台に 金曜日から月曜日まで4日間の間に繰り広げられる 様々な人間模様 週末に開かれるお祭りのため 寄席ダンサーの一団が町に到着 双子の姉妹はそれぞれパリと まだ見ぬ素敵な恋人に憧れ 彼女らの母はカフェを経営しながら 今だ昔の恋人が忘れられず その恋人も彼女が忘れられなくて この町に戻ってきたというのに。。。そしてアメリカからの音楽家が現れ 除隊真近の水兵は理想の女性を探し続け。。。

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  (この写真は www.asahi.com/fashion/beauty/TKY200901230320.htmlより)

 最後はハッピーエンドなのですが 青春の真っ只中によくあるように 目の前に広がる無限の可能性と見知らぬ土地パリに対する 少しばかりの不安とそして沢山の希望。。。。そんなものを暗示させ映画は終わります。私はこのラストを見るたび ”あー 若いっていいなあ”と思ってしまいます 

 この映画はかなり昔ビデオで一度見たきりだったので 数年前パリでDVDを販売されていたのを発見したときは 値段も確認せず 手に取っていました 今回初めてスクリーンで見たのですが 何度見ても飽きることはありません 叙情的な美しい旋律の数々 計算されつくしたカラフルなコスチュームのその色彩の組み合わせ 楽しい振り付けなど 見所はたっくさん

 双子の姉妹を演じている 本当の姉妹 カトリーヌ ドヌーブとフランソワーズ ドルレアック。今ではドヌーブはフランス映画界の大御所といったとこでしょうが この映画では 個人的にはドルレアックの方がずっと魅力的に思えます ドヌーブが白い陶器でできたフランス人形なら ドルレアックはもっと生身のいかにも”フランス女”って雰囲気 決して美人ではなく 結構個性的な顔立ちですが コケティッシュで非常にチャーミング(特に横顔がきれい!) 所謂とても”目が利く”女優さん(目が利くことは 役者には重要なポイントだと思います 昔から”目千両役者”とも言いますから)この作品で演じていた作曲家の卵も 若い芸術家に見られる少しエキセントリックな感じがよく出ていたし 今回大きなスクリーンで見たので新たに発見したのですが 彼女は受けの芝居もとても上手なのですね!ミッシェル ピコリ演じるお母さんの元恋人が昔話を語るときの 彼女の演技に感心しました 残念ながら ドルレアックは この映画完成直後 自動車事故で他界してしまいます 生きていたらドヌーブとはまた全然違った個性的な女優さんになったであろうに。。。。(「袋小路」も良かった)

 ロシュフォールの町の広場には 彼女を偲んで銅像が建っているそうです 初めてこの映画を見たとき 一時真剣にロシュフォールへの旅を考えた私ですが やはり今でも いつかこの町へ行ってみたい気持ちは変わりません。こんな映画が製作されたことに 本当に乾杯!

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      (この写真はpds.exblog.jp/.../21/75/c0175975_2455171.jpgより)
                  
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2009-02-20

北へ北へと。。。

 今週末 蔵王に樹氷を見に行きます 一度溶けかかった樹氷もまたこの寒さで復活した模様 日中でも気温ー1度前後と まるで冷蔵庫の中に閉じ込められているような寒さですね(スキー場なのだから当たり前ですが)でも 夫も春は忙しくなりそうですし 私も新しい仕事のための研修が来月から始まるので この旅行を最後に しばらく遠出はお預けでしょう なので思い切り楽しんできます!では 皆様も風邪などに気をつけて!

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                グラナダ アルハンブラ宮殿にて
 

2009-02-18

蜜の味

 先日英国映画「蜜の味」を見ました

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    (この写真はwww.cinedelica.com/2008/10/dvd-review-a-ta.htmlより)

 1950年代半ばから 芸術、文学そして映画の分野に渡ってイギリスで始まった潮流 ”怒れる若者”世代の旗手 俊英トニー リチャードソンのデビュー作にして代表作の1つ 所謂 ”kitchen sink drama”です ”kitchen sink drama”とは 主に労働者階級の普通の人々の生活を ごくありのまま描いたドラマのこと 登場人物もリアリティーに溢れ それまでの上流階級中心のストーリーや夢を語る映画とは360度の転換ですが 労働者階級の人々をもっと積極的に取り上げ そこに芸術的な表現を加えた という点で大きく評価されています

 ストーリーは自堕落な母をもち 家賃の滞納で夜逃げを繰り返さなくてはならない女子高生が 黒人水兵と恋に落ち 妊娠 いつ帰るとも知れない恋人を待つ間 母はボーイフレンドと暮らすため 彼女を置き去りにして 出て行ってしまう その後 折角出会った心優しい(そして 家事も得意な!)ゲイの学生と楽しい共同生活を始めたのもつかの間 恋人に捨てられた母が舞い戻ってきたため ゲイの青年は 彼女の幸福を祈りながら 静かに去っていってしまう。。。 まさに題名通り 甘い蜜の味(楽しい 幸せな時)は長くは続かない。。。という 悲しいお話です     

 特にラストシーン ゲイの青年がガイ フォークス デイ(11月に行われる イギリスの冬の訪れを告げるお祭り 17世紀 時の国王暗殺計画に失敗した ガイ フォークスの名にちなみます)の焚き火の影から 主人公をそっと見守った後 足早に立ち去り 一人残された主人公がじっと花火を見つめる姿には 少女には重すぎる 何ともいえない過酷な ”現実”を思わされますが 演じるリタ トゥシンハムの大きな そして強い生命力を感じさせる瞳に 一筋の希望の光を見出した気もします 映画は主人公に大きく感情移入もせず かといって突き放すわけでもなく 非常に観察力 洞察力に優れ 人物をそして状況を至極冷静に描いている点が 私には逆に 大変心地良かったです

 この映画では 当時としては非常にショッキングであったであろう 黒人青年と白人女性の恋愛と妊娠(映画の終盤近くで主人公が「生まれてくる子は黒人かもしれないのよ」というと さすがの母親も言葉を失う。。。という場面がありました)そしてゲイの青年の登場と こういう社会的タブーを破っている点にも 監督の そしてオリジナルの戯曲及びこの映画脚本も担当した シーラ デラニーの若い才気を感じます

 ロケは恐らく マンチェスターとその近郊と思われ 主人公が度々訪れる場所は マンチェスターとリバプールを結ぶ運河です
 
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       (この写真はhttp://okapi.at.webry.info/200806/article_4.html より)

 余談ですが 私はリタ トゥシンハムが後に出演した「Nack」も大好きで こちらはリチャード レスターのスタイリッシュなコメディですが この映画もカンヌ映画祭にてグランプリ受賞 「蜜の味」もカンヌで賞を取っていますから 彼女はこの時代の イギリスが誇る”ブランプリ女優”であった とも言えるでしょう

 

2009-02-17

イギリスのプティング

 本当は週末見た映画の話を書こうと思ったのですが 前回のプティングで思い出しました 昨年7月イギリスを離れる前に旅行に行った 北部ヨークシャーで食べたデザートです
 
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その名も”ローリー ポーリー ジャム” これも英国の伝統的なお菓子の一つで 恐らくビクトリア朝時代の頃にできたお菓子と思われます(きちんと調べていないので 間違っていたらごめんなさい でも 今でも食べられているイギリスのお菓子って 大体がビクトリア朝時代に作られたものなので。。。)本国では suetと呼ばれる牛脂と小麦粉をこね合わせて生地を作るのですが 日本では手に入りにくいと思われるので バターで代用されていることが多いようですね 確かに牛脂を使うと非常に重たくなります(夫が1度だけ作ったことがあるので その重さは経験済みです!)作り方は平べったい生地の表面にイチゴジャムを塗り そのジャムを内側に 生地をくるくる巻き上げオーブンで焼くという いたってシンプルなもの
 さて 旅行中 私達は老夫婦が昔ながらのローリー ポーリージャムを出しているティールームを見つけました 夫はとても懐かしい味ー!!と 子供のように喜んでいました しかしこう見ると カスタードに”浸かっている”って感じですね
          
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 ティールーム店内 自動洗濯機や乾燥機が普及する以前は 英国では写真のように台所や部屋の天井に洗濯物を吊るして乾かしていたそうです このティールームではデコレーションとして テーブルクロスなどが吊るされていましたが。

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           イギリスの猫は総じて人懐っこく 猫好きにはたまりません   

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 このときは イギリスにしては珍しく晴天続きで気温も上がり 羊達はこんな風に涼を取っていました     

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     私は北部ヨークシャーのこの景色が大好き いつか又あそこへ立って見たいなあ 

2009-02-15

プディングが一杯!

 今週末は2月としては観測史上最高気温を記録したそうで 土曜日は横浜も25度近くまで気温が上がりました 日曜日もまだまだ暖かかったので 逗子から三ヶ岡緑地を経て 葉山の海岸沿いを歩いてみました 途中 県立近代美術館葉山館にも寄り 海岸では沢山の貝やひとでを見つけるなど 中々充実したコース
 しかし 今日のメーンテーマはウォーキングではありません 実は逗子駅よりウォーキング出発地点に行くバスの中から見つけたプリンのお店 2人ともちょっと気になったので 帰りがけに寄ってみましたら。。。あら すごい行列 でもそれはお持ち帰りの人の作った行列だったので 運よく直ぐにテーブルを見つけて 注文
 私達が選んだプリンセットは18種類のプリンから好きなものを選べ 飲み物(紅茶、コーヒー、ハーブティーより選択)とセットというもの とても迷った末 私はウイスキープリン 夫は何とブレッドプティング(正確には ブレンドプリンとメニューにはありましたが)を注文
 イギリスの伝統的なデザートの1つにブレッド アンド バタープティングと呼ばれるものがあるのですが それは本当に余ったパンを使って パンのスライスやバターなどを積み重ね オーブンで焼くシンプルなもの フランスにも似たようなお菓子があった気がしますが さて 日本の”ブレッド アンド バタープティング”は 一体どんな風?   
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 これがその”ブレッド プティング”!運ばれてきた瞬間 わが目を疑ったのですが 本当にプリンの中にパンの切れが埋め込まれています!可笑しくってちょっと笑ってしまいましたが なめらかなプリンで お味は大変よかったですよ
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 こちらはウイスキープリン ウイスキーの味がきゅっと利いていて とっても美味!!プリンも大きく食べ応えありました!
 このお店 名前が一風変わっていて”Marlowe” お店のロゴも帽子をかぶった男の人なので この名前がアメリカのハードボイルド小説の主人公 フイリップ マーロウから来ているのは間違い無いでしょう しかしプリンみたいに柔らかく 甘ーいお菓子のお店が 腕っぷしの強い探偵の名でよばれているとは?と思いきや 元々このお店 レストランだったんですね そこのデザートとして出していたプリンが評判がよく 遂にプリンのみの販売も始めたという訳。全然知りませんでしたが 偶然美味しいお店に会えてよかったです
 
 その後 このプリンに触発されてか? 夫がライスプディングを作りました これもまた イギリスの伝統的なお菓子の1つなのですが 様は水につけてふやかしたお米と コンデンスミルクもしくはエバミルク シナモンなどを混ぜ合わせ オーブンで低温にてじっくり焼いたもの
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 出来上がりはこちら 甘みが少し足りなく 牛乳も足りなかったので ちょっと硬くなってしまいましたが 美味しかったです でも夫はこの出来に満足せず リベンジを誓ってました
 お米を使って作るプディングはスペインやポルトガル(そして恐らくイタリアにも)あります 
 
 こちらは別の日に夫が作ったパイ 今回はミートソースを作って パイに包んでみたそうで  ”イタリアン パイ”だ!
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 中を切ると こんな具合
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 我が家は週末の料理担当は夫のため いつもこんな豪快な料理を紹介していますが 平日は不肖の私が料理担当なもので 倹しく粗食であります。。。。 

        

2009-02-10

川越探訪

 澄み切った美しい青空となった週末 「小江戸」川越へ行って見ました

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2009-02-06

パリからの小さな旅

 私達夫婦は毎年クリスマスの辺りに旅行をすることが恒例となっています 違う場所で迎えると 毎年やってくるクリスマスも新鮮なものに見えるから不思議 でもこれから日本にいる間は クリスマスの代わりにお正月を毎年別の場所で迎えたいなあ 
 さて もう一昨年になりますが 2007年のクリスマスはパリに行ったのでした
 
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2009-02-04

初めての(オーダー)お誕生日ケーキと梅の花

 この所少し(というか かなり?猛烈に?)忙しく ご無沙汰してました 節分に先立ち 先日は夫の誕生日でした こういう時本来は妻が愛情一杯の手作りケーキを作るべきなのでしょうが まあ手作りの機会はこれからも毎年やってくるし(あくまでも機会は。。。ですよ ケーキ作りを実行できるか 成功するかは別問題)今年は日本で向える初めての誕生日 その記念にということで 初めてバースディケーキを近所のケーキ屋さんに注文してみました
 お願いしたケーキ屋さんは 冗談ではなく 本当に屋号が「CAKE-YA」。お店もお客が2人も入れば一杯という 超ミニサイズなのですが 侮る無かれ ここのケーキが美味しい!
 そして今回のケーキはこちらです
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全体写真が無いのが残念ですが こんな風にプチ シューをおよそ30個積み重ねた天辺には 可愛いスミレの花とスワンのシューを飾ってくださり 勿論”お誕生日おめでとう”のプレートも。そしてこれが一番の楽しみだったのですが この30個ほどの生クリームとカスタードを詰めた甘ーいシューの中に 1つだけ”爆弾”が入っているのです 今回の”爆弾”は 柚子胡椒をクリームで包んだもので 食べた瞬間は分からないけど 後になってわぁーと効いてくるとか。。。。
 さて 夫はこの夜食事中からもうこのケーキが気になって仕方ない様子。。。(ちなみに晩のメニューは 牛のすね肉を野菜と一緒にじっくり煮込んだシチューに コースローサラダ 総て夫が作りました あれ?なぜ 全部夫が料理しているの?)そそくさとご飯を済ませ いつもならするお代わりもせず 我慢できずにケーキを食べ始めてしまい 私が気が付いた頃には もう半分近くがない!このままでは1口もありつけないかも?と 私も1個シューを摘まんで口に放り込んだ途端。。。来、来たー ひゃー からーい!!見事 私が1口目にして地雷を踏みました こんなのあり?今回は一番小さいサイズを注文したのですが もっと大きなサイズなら大人数のパーティにもいいし ゲーム感覚で楽しめる(そして美味しい!)ケーキです ああ 美味しかったー

 と 話は変わって 週末近くの公園に散歩に行ったときの写真です 春はもうそこまで!

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 夫は 水仙の花が冬咲いているのを初めて見たとき 水仙が12,1月に咲くなんて。。。と、とっても驚いていました まあ イギリスじゃ水仙は春の花だもんね 「日本じゃ 水仙や寒椿は冬の花なのよ」というと「冬に咲く花があるの?!」と またまたびっくりした様子 夫の植物オンチもかなり重症です(?)  
プロフィール

Kazue イギリス人の夫と6年余りの英国、スペイン生活を経て 2008年夏 日本へ帰国

Author:Kazue イギリス人の夫と6年余りの英国、スペイン生活を経て 2008年夏 日本へ帰国
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